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アップル共同創設者ウォズニアック氏設立スタートアップ、衛星データ処理を補助する宇宙機を打ち上げ

2023.12.25 13:30

塚本直樹

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 Apple共同創業者Steve Wozniak氏が立ち上げた宇宙スタートアップの米Privateerは12月1日、データ処理を補助する宇宙機「Pono」を打ち上げた。

 Space Exploration Technologies(SpaceX)の「Falcon 9」ロケットで打ち上げられた。2024年1月から軌道テストを開始する。

 Ponoは増え続ける衛星や、その他の軌道上の混乱を減らすために、衛星データの共有を促すために開発された。Ponoのサービスは、地球のある地域を観測したデータが必要とするユーザーの間でデータ収集のコストを出し合うことができるという。また、衛星がデータを地球に送信、処理する代わりにPonoが軌道上で衛星にアクセスすることもできるという。

 Privateerでチーフサイエンティストを務めるMoriba Jah氏は「リサイクル可能な衛星はまだない。しかし、Ponoを使えば、衛星をマルチユースできるパッケージを開発することができる」と語っている。

 Ponoには軌道上の交通に関するデータを収集することで宇宙版「Google Map」を作成する機能も搭載している。Privateerは最終的にはPonoの衛星コンステレーションを構想しており、2番目のモジュールは2024年に打ち上げられる予定だ。

Pono(出典:Privateer)
Pono(出典:Privateer)

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