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SpaceXの「Starship」、2度目の打ち上げ試験は日本時間11月17日夜をめざす【18日に延期】

2023.11.16 18:00

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 Space Exploration Technologies(SpaceX)は米国時間11月15日、巨大ロケット「Starship」の2度目の軌道打ち上げ試験について、日本時間11月17日午後10時〜翌日午前0時の実施を目指すと発表した。米連邦航空局(FAA)の認可が降りたことから打ち上げが可能となった。

 前回の打ち上げでは、射場から打ち上がったものの直後に爆発していた。

前回の打ち上げの様子

 Starshipは、ブースターの「Super Heavy」と組み合わせて打ち上げられる。Super Heavyと組み合わせた全長は120m。Starshipには3基の「Raptor」エンジンと3基の「Raptor Vacuum」エンジン、Super Heavyには33基のRaptorエンジンがそれぞれ搭載されている。

 ペイロードは100〜150トンを搭載可能。軌道上で燃料を満載した別のStarshipと合体しての遠距離飛行も可能で、月や火星の有人探査、そして将来的には遠方の深宇宙探査への利用も想定している。StarshipとSuper Heavyの両方が地上に着陸し、再使用可能な設計となっている。

【2023年11月17日追記】イーロン・マスク氏は自身のXにおいて、グリッドフィンのアクチュエーター交換が必要になったため、翌日の11月18日に打ち上げを延期すると投稿した。

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