SpaceXの無人補給船「Dragon」、ISSにドッキング--3トン弱の貨物を輸送

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SpaceX無人補給船「Dragon」、ISSにドッキング–3トン弱の貨物を輸送

2023.11.15 07:00

塚本直樹

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 Space Exploration Technologies(SpaceX)無人補給船「Dragon」が11月11日、国際宇宙ステーション(ISS)へとドッキングした。

 Dragonは、米国時間11月9日にフロリダのケネディ宇宙センターから「Falcon 9」ロケットで打ち上げ。米航空宇宙局(NASA)がISSへの貨物や物資の輸送を民間企業に委託する「商業物資輸送サービス」(Commercial Resupply Services:CRS)の29回目のミッション(SpaceX CRS-29:SpX-29)。

 SpX-29でDragonは科学実験装置など2950kg以上の貨物(ペイロード)を輸送。その中には、地球の大気中の重力波を研究する「Atmospheric Waves Experiment(AWE)」や軌道上での高速レーザー通信をテストする「Integrated Laser Communications Relay Demonstration Low Earth Orbit User Modem and Amplifier Terminal(ILLUMA-T)」が含まれる。

 DragonはISSに約1カ月接続される。その後にISSの物資を約1700kg積み込み、地球へと帰還する。

(出典:NASA TV)
(出典:NASA TV)

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