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中国の月面基地にパキスタンとベラルーシが参加、計7カ国に–2035年以降は有人化を予定
2023.10.26 11:27
中国主導の月面基地計画「国際月面研究ステーション(ILRS)」に、パキスタンとベラルーシが参加した。Space.comが報じた。
ILRSは2030年代の建設が予定されている月面基地で、まず無人のロボット基地として整備予定。2035年以降は有人基地としても利用される。
2カ国の参加によって、ILRSには中国とロシア、ベラルーシ、パキスタン、アゼルバイジャン、ベネズエラ、南アフリカの計7カ国が参加することになる。パキスタンは軌道上に3つの衛星を所有しているが、独自の打ち上げ能力は持っていない。
一方で、米国の米航空宇宙局(NASA)が主導する月面探査計画「Artemis」には、日本や韓国、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、インドなど29カ国が署名している。Artemisでも月面基地の建設、月や火星の有人探査が予定されている。