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経産省の日本版SBIRフェーズ3、採択企業発表–ispaceやSynspectiveなど
2023.10.20 15:32
経済産業省は10月20日、「中小企業イノベーション創出推進事業」(日本版SBIR)の採択企業を発表した。同事業は、革新的な研究開発を進めるスタートアップ企業などが社会実装につなげるための大規模技術実証(フェーズ3)を実施、日本でのスタートアップなどが持つ先端技術の社会実装の促進を図ることを目的にしている。宇宙関連で採択された企業や事業名、補助金上限額は以下の通り。
企業名 | 事業計画名 | 補助金上限額 | サブテーマ |
---|---|---|---|
ispace | 月面着陸船(ランダー)の開発・運用実証 | 120億円 | |
Synspective | 小型SAR衛星コンステレーションによる日次InSARサービス技術開発 | 41億円 | 小型観測衛星ミッション等高度化実証 |
アークエッジ・スペース | 衛星リモートセンシングビジネス高度化実証 | 35億円 | 小型観測衛星ミッション等高度化実証 |
QPS研究所 | 高分解能・高画質且つ広域観測を実現する小型SAR衛星システムの実証 | 41億円 | 小型観測衛星ミッション等高度化実証 |
New Space Intelligence | 衛星リモートセンシングビジネス高度化実証 | 15億円 | 衛星データ提供・解析基盤技術の高度化実証 |
sustainacraft | 自然由来の炭素・生物多様性クレジットの定量化に向けた技術開発 | 4億3420万3200円 | 衛星データ利用ソリューションの集中的開発・実証 |
天地人 | 複数の人工衛星・センサー種別のビッグデータ解析による高度な情報プロダクト群の作成、及びそれらを統合することによる再生可能エネルギー事業分野における適地評価システムの社会実装 | 4億2567万円 | 衛星データ利用ソリューションの集中的開発・実証 |
LocationMind | 衛星画像×船舶・トラックデータによる港湾物流のデジタル化促進サービス | 2億7990万2800円 | 衛星データ利用ソリューションの集中的開発・実証 |
サグリ | 衛星リモートセンシングによる耕作放棄地・作物分類解析ビジネス高度化実証 | 3億6022万4000円 | 衛星データ利用ソリューションの集中的開発・実証 |