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インドの太陽探査機「Aditya-L1」、観測地点に向け軌道を修正

2023.10.16 12:12

塚本直樹

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 インド宇宙研究機関(ISRO)の太陽探査機「Aditya-L1」が10月6日、予定の観測ポイントに向けて、軌道修正マヌーバをおこなった。

出典:IRSO/ Robert Lea

 Aditya-L1は2023年9月に打ち上げられた探査機で、太陽と地球との重力が釣り合う「ラグランジュ点1」(L1)のハロー軌道(周回軌道)に設置される。同探査機は太陽フレアやコロナ質量放出を観測する予定だ。

 ISROによれば、Aditya-L1はハロー軌道へと向かうために、16秒間の軌道修正マヌーバ(TCM)をおこなった。Aditya-L1は現在も飛行を続けている。

 Aditya-L1は打ち上げから110日かけてハロー軌道に到達する。同探査機は5年間のミッションを予定している。

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ISRO / X

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