ニュース

星や宇宙の知識がなくてもOK–茨城県日立市でプラネタリウム解説員の体験講座

• #プラネタリウム

　一般社団法人のそらビと公益財団法人の日立市民科学文化財団（日立シビックセンター）は、コラボレーション企画として、星や宇宙の知識を基礎から学び、プラネタリウムの施設を使って解説員を体験できる「プラネッテ養成講座～プラネタリウムの解説員体験～」を茨城県日立市で開講する。

　そらビは、宇宙を楽しむコミュニティーとして宇宙飛行士を目指す講座や宇宙の魅力を伝える活動を続けてきた。「プラネタリウム100周年」を記念して、プラネタリウムでしかできない特別な体験を通して、星や宇宙を身近に感じてほしいという思いが込められているという。

　講師は、「日テレNEWS24」キャスターであり、そらビの代表理事で宇宙キャスターである榎本麗美氏、星空案内人の浦上晴香氏、日立シビックセンター科学館のベテラン解説員が担当。星や宇宙の知識がない人でも、天文の基礎知識やプラネタリウムのストーリー制作、アナウンスの技術までを講座がサポートする。最終日には、日立シビックセンターのプラネタリウム施設を利用して、観客を前に受講生が自ら考えたストーリーを生で解説する。

　日立シビックセンターは1990年11月に開館。科学館や天球劇場（プラネタリウム）のほかに音楽ホールや図書館など知的文化活動に活用できる総合施設。天球劇場（プラネタリウム）では、直径22mのドーム型スクリーンに映し出される星空と宇宙を体験できる。季節の星空解説のほかに幼児や小学生にあわせた特別上映、大人向けに癒やしを目的にした番組も上映される。

　講座は（1）天文の基礎知識（2）プラネタリウム見学（3）ストーリー制作・アナウンス講座（4）解説員体験――の4回に分けて開催。開催日時は（1）9月16日午後1時30分～3時（2）9月30日午後2時30分～4時（3）10月22日午後1時～7時（4）11月3日午後5時～8時となっている。

　場所は日立シビックセンター（茨城県日立市幸町1-21-1）。定員は16人。1回の税込料金は1000円。高校生以上で全日程に参加できる人を対象にしている。日立シビックセンターイベント予約ページから申し込める。

関連リンク
日立シビックセンター「プラネッテ養成講座～プラネタリウムの解説員体験～」