月周回有人拠点「Gateway」、初利用は「Artemis IV」のクルー

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月周回有人拠点「Gateway」、初利用は「Artemis IV」のクルー

2023.08.18 07:30

塚本直樹

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 米航空宇宙局(NASA)が中心となって進められている月周回有人拠点「Gateway」を初めて利用するのは有人月着陸ミッション「Artemis IV」のクルーになることがNASAによって確認された。海外メディアのSpace.comが報じている。

 Gatewayは月の周回軌道に建設予定の有人拠点で、月面探査や将来的な火星探査の中継基地としての利用も検討されている。質量は国際宇宙ステーション(ISS)の6~7分の1で、将来的には4人の宇宙飛行士が年間30日ほど滞在することが想定されている。

 NASAによれば、Gatewayの最初のモジュールとなるミニ居住棟(HAbitation and Logistics Outpost:HALO)は、2025年後半に打ち上げられる予定だ。Artemis IVが2028年に打ち上げられる前に、2つ目の居住可能なモジュールが追加される。2029年に予定されている「Artemis V」には、Gatewayのための燃料補給装置が搭載される。

 欧州宇宙機関(ESA)は日本との協力の下、給油モジュールと第2居住区モジュールを提供する。その見返りとして、欧州の宇宙飛行士は「Artemis」計画全体で3回の飛行機会を得て、Artemis IVやArtemis VでGatewayでの滞在や月面着陸に参加する。

(出典:ESA)
(出典:ESA)

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Space.com

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