全国のプラネタリウムで「ゲゲゲの鬼太郎」特別番組--カッパが火星をテラフォーミング

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全国のプラネタリウムで「ゲゲゲの鬼太郎」特別番組–カッパが火星をテラフォーミング

2023.08.17 14:01

佐藤信彦

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 東映アニメーションは、水木しげる氏のマンガ「ゲゲゲの鬼太郎」を原案に制作したプラネタリウム向け番組「ゲゲゲの鬼太郎~河童のテラフォーミング」を全国各地のプラネタリウムで9月16日から順次上映する。

 この番組は、水木しげる氏の生誕100周年と、プラネタリウム100周年を記念する連動企画として制作。日本プラネタリウム協議会(JPA)によると、ドイツのCarl Zeiss(カール・ツァイス)が近代的な光学式プラネタリウムを1923年に開発したことから、国際プラネタリウム協会(IPS)などが2023年をプラネタリウム100周年としている。

2023年はプラネタリウム100周年(出典:JPA)
2023年はプラネタリウム100周年(出典:JPA)

 番組のテーマは、火星を生物が住めるように改造する「テラフォーミング」。火星テラフォーミング実現を目指す宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員がなぜかカッパを宇宙飛行士にしようとし、ねずみ男と出会うことからストーリーが展開される。

 鬼太郎(沢城みゆき氏)や目玉おやじ(野沢雅子氏)、ねずみ男(古川登志夫氏)、ねこ娘(庄司宇芽香氏)、犬山まな(藤井ゆきよ氏)といったお馴染みのキャラクターに加え、JAXA職員の山本宙(沼田祐介氏)、カー助(阪口大助氏)、ジョセフィーヌ(元吉有希子氏)などが登場する(括弧内は担当声優)。

カッパが宇宙飛行士に(出典:水木プロ、東映アニメーション)
カッパが宇宙飛行士に(出典:水木プロ、東映アニメーション)
オリジナルキャラクターも登場(出典:水木プロ、東映アニメーション)
オリジナルキャラクターも登場(出典:水木プロ、東映アニメーション)

 

 上映予定は以下の通り。

  • プロモーション上映
    • 山梨県立科学館:9月16~18日
    • 長崎市科学館:9月16日~10月1日
    • ギャラクシティこども未来創造館:9月16日~10月1日
    • 福岡県青少年科学館:9月16日~10月1日
    • バンドー神戸青少年科学館:9月16~24日
    • 千葉市科学館:9月17日~10月1日
    • 多摩六都科学館:10月1日、8日、9日、15日
    • 佐久市こども未来館:10月7~9日
    • 安城市文化センター:10月7~9日
    • 福井県児童科学館:10月14日、15日、21日、22日
    • 鹿児島市立科学館:10月27~28日
    • 湘南台文化センターこども館:10月28日
  • 本上映
    • さぬきこどもの国:10月1日~
    • 豊橋市視聴覚教育センター:11月4日~
    • 大崎生涯学習センター:12月16日~

関連リンク
東映アニメーションプレスリリース
日本プラネタリウム協議会(JPA)プラネタリウム100周年記念事業


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