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Rocket Lab、「Electron」打ち上げ–ブースター回収、「Starling」衛星など搭載
2023.07.19 12:19
Rocket Labは現地時間7月17日、「Electron」ロケットの打ち上げを実施した。ミッションは成功し、ブースターの海上での回収にも成功した。
今回のミッション「Baby Come Back」は、ニュージーランドにある同社の打ち上げ施設から実施された。Electronは7機の小形衛星を予定軌道に打ち上げた後、ブースターがパラシュートを利用して太平洋へと着水した。
Rocket Labは、打ち上げ費用の削減とミッション頻度の向上のために、ブースターの再使用を計画している。今回利用されたブースターも船舶により回収され、地上で検査される予定だ。Rocket Labはすでに、ブースターの回収を数回実施している。
今回打ち上げられた7機の衛星のうち、4機は米航空宇宙局(NASA)の「Starling」ミッションに用いられるものだ。これは、宇宙空間でのネットワーク通信やナビゲーション、自律マヌーバ技術の実証を目的としている。