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3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU」でスペースデータがデジタルツイン生成AI
2023.07.10 17:17
スペースデータ(東京都新宿区)は7月10日、国土交通省が主導するプロジェクト「PLATEAU」で「高精度デジタルツイン自動生成」の実証実験を開始すると発表した。
PLATEAUは、3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化プロジェクト。都市活動のプラットフォームデータとして3D都市モデルを整備し、さまざまな領域でユースケースを開発している。誰もが自由に都市のデータを引き出せるようにすることで、オープンイノベーションの創出を目指している。
スペースデータは、衛星データと3DCG技術を活用し、バーチャル空間に現実そっくりの仮想世界を自動生成するAI技術を開発している。衛星から取得できる地上の静止画像と、標高データに機械学習を実施。地上の構造物を検出した上で、AIに地上の3Dモデルを自動生成させ、3DCG技術で鉄や植物、ガラスなどの材質を再現しているという。
今回の実証実験では、より高精度なデジタルツインを生成。メタバースやゲーム、映像といった、高精細なビジュアルが求められる用途にも活用できる3D都市モデルの構築に着手する。
スペースデータが保有する空間生成技術とPLATEAUの3D都市モデルを組み合わせ、日本全国のより高精度なデジタルツインへの進化を目指すとしている。