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GVA法律事務所、「宇宙活動法」申請で支援サービス提供–セミナーも開催

• #宇宙活動法

　弁護士法人のGVA法律事務所（東京都渋谷区）は6月28日、宇宙ビジネスに関する申請をサポートする「宇宙活動法許可申請サポート」の提供を開始したと発表した。

　今回提供を開始した宇宙活動法許可申請サポートは、人工衛星などの打ち上げや管理などに関する法律である「宇宙活動法」に基づく「人工衛星等の打上げに係る許可」「人工衛星の打上げ用ロケットの型式認定」「打上げ施設の適合認定」「人工衛星の管理に係る許可」「損害賠償担保措置の承認」などの申請を支援する。

　サービスの提供開始にあわせて、オンラインセミナー「弁護士が解説！　宇宙活動法の許可申請手続について～宇宙開発戦略推進事務局説明会のポイント解説～」（講師：久川静紗氏）を開催する。

　同セミナーは、3月に宇宙開発戦略推進事務局が開催した宇宙活動法に関する事業者向け説明会を振り返るものとなる。宇宙活動法に基づく許可申請手続のポイントを弁護士の視点からコンパクトに解説していくという。

　GVA法律事務所は、所内に産業別チームを設置し、先端分野での法務情報を調査、研究。その成果をもとに法務サービスを提供しているという。

　2022年1月には、宇宙・航空チーム（チームリーダー：本間由美子氏、第二東京弁護士会所属）を発足。宇宙・航空ビジネスの適法性に関するリサーチ、研究機関やロケット打ち上げ企業との契約、資金調達に関する相談対応、各種セミナーの開催などを行っているという。

　チームは、アークエッジ・スペース監査役、宇宙美容機構メンバー、日本スペースロー研究会（JSLA）理事、元宇宙開発フォーラム実行委員会（SDF）メンバーなどで構成されている。

　月面産業ビジョン協議会ワーキンググループにも参加し、宇宙・航空ビジネスの最新の動向に触れながら、法務面でのサポートに積極的に取り組んでいるという。