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Artemis IIの宇宙飛行士、50年ぶりの月ミッションへ訓練を開始

　米航空宇宙局（NASA）の月探査計画「Artemis II」に参加する4人の宇宙飛行士が、ミッションの訓練を開始した。

　Artemis IIではロケット「Space Launch System（SLS）」と宇宙船「Orion」を利用し、月を周回した後に、地球へと帰還するミッションだ。2023年4月には、コマンダー（船長）のReid Wiseman氏を含む、4人の宇宙飛行士が発表されていた。

　2024年11月の打ち上げに向けて、4人の宇宙飛行士は約18カ月の訓練を行う。具体的には打ち上げから月への往復、地球の大気圏への再突入、着水時における緊急時の対応などが予定されている。

　Artemis IIリードトレーニングオフィサーであるJacki Mahaffey氏は声明の中で、「我々はArtemisプログラムにおける最初の月への有人ミッションに対応するため、強固なトレーニングプランを構築している」と述べている。