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UAEの小惑星探査、対象となる7つの小惑星が明らかに

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　アラブ首長国連邦（UAE）が2028年の実施を予定している小惑星探査ミッションにおいて、探査対象となる7つの小惑星が明らかになった。

　UAEは2021年に同ミッションの実施を発表していたが、対象となる小惑星は公表されていなかった。今回の情報は、2023年6月にアリゾナ州で開催予定のカンファレンス「Asteroids, Comets, Meteors Conference」で披露されるポスターをもとにしている。

　探査機は2028年に打ち上げられ、6個の小惑星とのフライバイ（接近飛行）を実施。その後、小惑星「269 Justitia」へとランデブー（接近）し、着陸機が地表へ降下する。フライバイとランデブーが予定されているのは、以下の小惑星だ。

• 10253 Westerwald
• 623 Chimaera
• 13294 Rockox
• 88055
• 23871
• 59980
• 269 Justitia

　UAEの小惑星探査の目的は、その起源と進化を理解し、資源としての可能性を評価することにある。探査機は推進方式として太陽電気推進を利用し、金星や地球、火星の重力アシストフライバイも実施する。