ニュース
三菱重工、世界初の商用宇宙ステーション「Orbital Reef」開発に協力
2022.03.25 15:14
三菱重工業とSierra Spaceは、商用宇宙ステーション「Orbital Reef」の開発で協業すると発表した(三菱重工、Sierra Space)。
Orbital Reefは、世界初となる民間企業が開発し運用する商用宇宙ステーション。開発には、Sierra SpaceとBlue Originのほか、Boeing、Redwire Space、Genesis Engineering、アリゾナ州立大学が参加している。
2030年の国際宇宙ステーション(ISS)退役後、低軌道で地球を周回する有人宇宙ステーションとしてさまざまな研究や実験などでの民間活用を想定し、2020年代後半の運用開始を目指す。
三菱重工は、ISSの開発と運用で得た技術と経験をOrbital Reef開発に生かすとした。
なお、Sierra Spaceは宇宙輸送機「Dream Chaser」の開発にも取り組んでいる。そして、Dream Chaserを帰還させる着陸地として大分空港を検討中。