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大分空港、宇宙輸送機「Dream Chaser」の着陸地として利用可能か検討
2022.03.01 13:19
大分県と兼松、米Sierra Spaceは、Sierra Spaceの宇宙輸送機「Dream Chaser」を帰還させる着陸地として、大分空港が利用できるか検討していく。
Dream Chaserは、Sierra Spaceが開発中の宇宙輸送機で、すでに退役したスペースシャトルと同じく地球へ帰還し、飛行機用の滑走路に着陸できる。国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送に利用する計画で、2022年中に初めて運用する予定。
3者は、Dream Chaser活用に向けたパートナーシップ協定を結び、安全性や環境面の予備検証、経済波及効果などの検討を進める。特に兼松は、Dream Chaserの国内での事業開発を目指している。
なお、大分県はVirgin Orbitとも提携しており、空中発射方式ロケットを高高度へ運ぶ航空機の離着陸に大分空港を利用する予定だ。