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国産ロケット「H3」打ち上げ失敗–第2段エンジンが点火せず指令破壊

2023.03.07 10:55

小口貴宏(編集部)

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月7日、新型基幹ロケット「H3」の「試験1号機(TF1)」の打ち上げに失敗した。同ロケットは先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を搭載していた。

 打ち上げは3月7日午前10時37分に実施された。エンジン点火後、H3ロケットは順調に打ち上がっているように見えた。打ち上げから1分56秒後、補助ロケット「SRB-3」の分離に成功、4分56秒後に第1段エンジンの燃焼を終了、5分4秒後に第1段と第2段の分離にも成功した。

 しかし、その後に予定されていた第2段エンジンの点火が確認できなかった。ロケットの速度も低下していた。JAXAは「ミッションを達成する見込みがない」として、指令破壊信号を出した。

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