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約17億円を調達した小惑星採掘スタートアップ、2023年内に初ミッション実施すると表明
2023.01.31 16:52
小惑星採掘を計画している宇宙開発スタートアップのAstroForgeは米国時間1月24日、年内に最初のミッションを打ち上げると発表した。
AstroForgeは地球近傍の小惑星からの金属の採掘を計画している。従業員は15人程度の小さな企業で、2022年5月には1300万ドル(約17億円)を調達している。
AstroForgeの計画では、今年中に最初の2回のミッションを予定している。これは、4月に打ち上げる精製技術をテストするためのキューブサット「Brokkr-1」と、10月に打ち上げる小惑星に接近し白金族金属のデータを収集する、より大きな宇宙船「Brokkr-2」が含まれる。
AstroForgeは、探査ミッションの対象となる小惑星の名称を明かしていない。ただし、その直径が100m未満で、探査機の飛行には約11ヶ月かかることが発表されている。ミッション全体の期間は2年間で、小惑星でのフライバイ後も宇宙船のテストが続けられる。