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小惑星探査機「OSIRIS-REx」、2023年に科学者が待つ地球に帰還へ
2022.12.16 16:16
米航空宇宙局(NASA)の小惑星探査機「OSIRIS-REx」が小惑星「ベンヌ」を離れ、2023年9月に地球へと試料(サンプル)を持ち帰る。
OSIRIS-RExは2016年に打ち上げられ、2億マイル(約3億2000万キロ)を6年かけて飛行する。ベンヌでは塵や岩石を採取しており、科学者のために持ち帰る。同小惑星の岩石は形成当時からあまり変化しておらず、太陽系の成り立ちの解明に役立つことが期待されている。
サンプルの75%は未来の科学者のために保存され、残りの25%はOSIRIS-RExのチームによって分析され、カタログ化される予定だ。
OSIRIS-RExは地球に向けてサンプルを発射した後、小惑星アポフィスとのランデブーに向けた延長ミッションを予定している。