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韓国、2032年に月、2045年に火星着陸目指す
2022.12.02 06:40
韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は11月28日、月と火星探査に関するロードマップを明かした。
韓国宇宙フォーラム 2022に登壇した尹大統領によれば、5年以内に月探査用の次世代ロケットエンジンを開発するという。さらに2045年には火星にロボット宇宙船を着陸させると発表した。
韓国は来年までに、米航空宇宙局(NASA)にならった国家宇宙機関の設立を目指す。韓国航空宇宙局(KASA)と呼ばれるこの機関は、現在さまざまな省庁に分散している宇宙開発計画を、科学省のもとに統合管理する予定だ。
韓国は今後5年間で宇宙開発予算を倍増させ、2045年までに少なくとも100兆ウォン(約10兆円)を宇宙分野に投入する。