インタビュー
日本の宇宙ビジネスが世界に後れを取らないために–スペースポートジャパン片山俊大氏が描く世界とは?
いくつもの宇宙ベンチャーが立ち上がり、大企業が新規事業の1つとして宇宙領域に取り組む動きも見えてきている日本だが、宇宙開発やビジネスにおいては米国や中国、インドなどに後れを取っている状況だ。今後ますます国家間の競争が激しくなるなか、宇宙産業で日本が存在感を示すには何が必要なのか。日本で宇宙港の開港を目指す、スペースポートジャパンの理事を務める片山俊大氏に話を聞いた。
片山氏は2002年に電通に入社。大手広告主のクリエイティブ、メディア戦略、営業、新規事業などに関わってきたほか、インフラ輸出やエネルギー権益といった国家戦略に関係する事業にも携わってきた。
その中で、宇宙とは無関係だったにもかかわらず、2018年にスペースポートジャパンの創業メンバーの1人となり、2021年には書籍「超速でわかる! 宇宙ビジネス」を執筆するなど、いまでは宇宙領域にも深く関わっている。長く“地上”でビジネスの最前線を走ってきた同氏が宇宙に関わるようになったきっかけや、日本の宇宙業界の課題など、幅広く語ってもらった。
「石油権益」が宇宙業界に踏み入れるきっかけに
――宇宙業界に関わるようになったきっかけから教えてください。
実は宇宙に対する憧れとか、いつか宇宙の仕事に就けたらいいなとか、そういう思いは持ったことがありません。本当にたまたま、宇宙を扱うきっかけがあって、1回限りで終わりかと思ったら、いろいろと相談をいただき、気づくと宇宙に関する本まで出版するようになっていました(笑)
何がきっかけだったかというと、石油関係の仕事です。UAE(アラブ首長国連邦)のアブダビには現在、日本の石油権益の多くがあるのですが、2015年頃、その権益を確保するために日本とUAEの良好な関係が求められていました。そんなタイミングで石油や再生可能エネルギー関連の展示会がUAEで開催されるということでジャパンパビリオンを出展することになり、宇宙をテーマにするという尖ったテーマを掲げました。
ただ、エネルギーの展示会でいきなり「宇宙」を押し出してもわけがわからないので、「宇宙×資源エネルギー」というタイトルで、「宇宙を使った未来の資源開発」をコンセプトにして出展したわけです。つまり、石油を確保するプロモーションツールとして宇宙を使ったわけですね。ちょうどその頃、月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参加していたispaceも、宇宙を資源に結びつけて紹介しました。衛星によるリモートセンシングも資源開発、月面へ行くのも資源開発、火星も資源開発だと。
宇宙絡みのプロジェクトはそれ1回で終わるつもりだったのですが、官民の様々な方が展示会にいらっしゃって外交が加速し、結果、何度もUAEに通って「宇宙 × ○○」を提案しまくる約5年間を過ごすことになりました。ただ、本当に宇宙を続けるつもりはなかったので、そろそろ終わりにしようかと思っていたところで、スペースポートジャパンの構想が始まったのです。
――やめようとは思わなかったんですか。
悩みました。スペースポートジャパンを創業者の1人として立ち上げるという話ですから、「創業者なのに宇宙を好きでもなければ情熱もありません」というのは許されないわけです。しかし、創業メンバーのみなさんが「自分たちが新しい世界を切り拓いていくぞ」と明確な意志をもった素晴らしい人たちだったこと。それと、スペースポートというのは必ずしも宇宙の話ではないことが大きかった。スペースポートの領域は宇宙と地球をつなぐ地上の拠点なんですよね。
僕は不動産開発にも関わっていますし、いろいろ異質なものをつなげて新しい産業や価値を生む、ということをずっと好きでやってきましたので、宇宙をある程度理解していて、かつ不動産開発や街づくりにも関心があるという意味では、これは自分にとって運命的な仕事なのかもしれないなと。それでスペースポートジャパンの創業に携わることに決めたんです。
――たしかに、スペースポートを地上に作ったときには、その周辺の街づくりも必要になりそうですね。
そうなんです。当たり前ですが、宇宙の関係者の多くは宙(そら)を見ています。でも、全ての宇宙の人は地上から行くんですよね。かといって、地上の不動産関係の人は宇宙の専門家ではない。だから、大手不動産デベロッパーが2019年に宇宙分野に取り組むと発表したときには驚きました。ついにこういう時代が来たかと。今となってはスペースポートジャパンに、不動産デベロッパーも大手ゼネコンも参画していますが、立ち上げ当時、自分は「変わったことを言う人」みたいに思っていた人も多かったのではないでしょうか。
「日本も失敗を恐れてはいけない」に対する違和感
――スペースポートジャパン設立から5年たちます。これまでの活動内容について教えてください。
国内の宇宙港としては、鹿児島をはじめ、北海道、和歌山、大分、沖縄があり、今後さらに拡大すると思いますが、そこでのビジネス機会の創出や政策提言など、競合同士も含め多くの企業と共に活動しています。
宇宙産業は官民の連携が重要な業界で、新しい産業を作っていくときは1社で提言するよりも、業界の総意として提言する方が影響力が大きくなるからです。国内産業の育成や合意形成、海外企業の誘致など、日本をスペースポートとして頻繁に使ってもらえるようにするための活動もしています。
スペースポートというのは例えるなら新幹線の新駅ができるようなもので、先ほど話があったように、街づくりにもかかわってくるものです。そうした概念を直感的に理解してもらえるように「スペースポートシティ構想図」という資料を作って説明したり、スペースポートができることで何が実現可能になるのかを「スペースポートマップ」というイラストにしたりして、世の中の機運を高めていく取り組みも行っています。
――そうした活動をしてきたなかで、片山さんが現在の日本の宇宙業界について感じていることを率直にお聞かせください。
当時は「宇宙ビジネス」という言葉が生まれるか生まれないかくらいの頃でしたが、今や宇宙ビジネスは当たり前になってきました。「宇宙資源エネルギー」も以前は口に出すと「一体何のことですか?」という感じでしたけど、昨今の業界ではよく聞く言葉です。「宇宙ビッグデータ」も普通の言葉になってきているので、世の中が本当に変わったなと感じます。宇宙にかかわるビジネスの話も増えていて、とても良い傾向ですよね。
しかしその一方で、宇宙が大好きな人以外の一般の人、お茶の間はもちろんのこと感度の高いビジネスパーソンも含めて、宇宙というものが浸透して興味をもってもらえているか、みなさんが自分ごと化できているかと言えば、全然まだまだというのが僕の印象です。宇宙が大好きで、一生宇宙に関わっているような人たちで業界の大部分が構成されているので、一般の人に寄り添っているようでも僕から見ると全然寄り添えていないように思えます。
以前、宇宙に関する意識調査を実施したことがあるのですが、宇宙にワクワクする人、宇宙好きな人はむしろマイノリティなんです。僕も、たまにワクワクするときもあるけれど、もっと興味のあることが他にたくさんあるので、奮い立つほどワクワクすることはめったにない。この感覚がお茶の間だけじゃなくてビジネスパーソンも含めてわりと一般的なんですよね。
宇宙がなんか盛り上がっているけれど、何をしているのかよくわからない、というのがほとんどの人の感じ方になるので、お茶の間はともかく、ビジネスパーソンが宇宙を使ってみよう、関わってみようと思えるところに行き着くまではまだまだ長い道のりかなと思います。
――この数年で宇宙ビジネスへの注目は高まっていますが、実際に新規参入している非宇宙企業はまだまだ少ないですね。
そうですね。最近だと「イーロン・マスクのSpaceXが民間企業なのにすごい、だから日本の民間企業ももっと頑張れるといいですね」みたいな報道もあったりします。H3ロケットの打ち上げについても「SpaceXも何度も失敗しているのだから恐れてはいけない」とか。
はっきり言えば、論点が少しずれていることが多いと感じます。SpaceXのような米国の民間企業があそこまで大々的に宇宙開発に携われるのは、失敗したとしても実験段階のところに政府からのお金がつくこともあるし、最終的には政府がその輸送サービスを買い上げてくれる。そうやって将来的には民間ビジネスに横展開していく流れができている。だからこそ投資が集まり、民間企業でもあそこまでできるわけです。最初から民民の取り組みだったらできないですよ。
日本のJAXAは政府系機関で、政府主導で開発を進めているから本来は失敗はなかなか許されないんだと思います。そういったところの議論飛ばして「日本の民間企業も頑張れ」みたいな話が出てくるのは、間違ってはいないけれど、ちょっと違和感を感じています。
――日本も2023年にSBIR(Small Business Innovation Reseach)制度を活用して宇宙ベンチャーへの投資を始めましたが、これが花開くのは早くとも数年先となりそうです。
日本も良い流れになってきましたが、これからはとにかくスピード感を持つことが大事ですよね。米国は基本的にロケットなどの宇宙開発は民間からサービスを購入して、政府の方は安全保障や深宇宙の開拓などにフォーカスしています。そのあたりのビジョンや役割分担がはっきりしていることもあって、官民がうまく連携してビジネスが花開いていく仕組みになっている。日本ももっとビジョンや役割分担を明確にし、スピードを上げていく必要がありますね。
――宇宙開発においてなぜ日本は後れをとっているのか、という理由はやはりそのあたりが要因でしょうか。
いままで言ったところまでは、宇宙業界の最前線にいる人はきっと既に感じられていることだと思います。加えて個人的に僕が思うこととしては、日本は宇宙業界でも「ものづくり至上主義」が当たり前のものとして広がっている点です。
宇宙関連のカンファレンスに行くと、いつもロケット、人工衛星、小型衛星のコンステレーションなどの話題が飛び交っています。でも、そもそもなぜ宇宙に行くのか、たとえばコンステレーションで何の問題を解決したいのか、といった視点をもっと持つべきだと思います。
インターネット網の拡大や宇宙ビッグデータの活用というのは理解できます。でも、SAR衛星や光学衛星でビッグデータが得られたとして、結局何ができるのか。温度や地表の変化が把握できると言いますが、それで具体的に何のどういう課題を解決し、どんなニーズを満たすことができるのだろうかと。宇宙に対するロマンと、ものづくり信仰と科学信仰、それが強すぎて「何のニーズを満たすから宇宙に行くんだ」という視点がまだ弱いように思われす。
もともと世界の宇宙産業は、米国とソ連の軍事、安全保障、国家ブランディングのために生まれました。その結果、科学としての宇宙産業が派生的に生まれたんですよね。でもその段階が終わり、アポロ計画で生まれた40万人の雇用や、高度な技術が残されてしまった。これをどうする、ということでコンピューター業界や金融工学へと繋がっていったのです。ものづくりからソフト産業に米国は移行していったわけですよね。
軍事産業やイデオロギー競争から始まった宇宙産業は、結果的に天気予報や衛星放送のような平和利用にもつながりましたが、日本は科学振興から始まっているため、世界と比較すると特殊でニッチな状況になっているな、と感じています。
真の課題やニーズは何なのか、それを解決するために宇宙を使う必要があるのか、ないのか。なければ宇宙は使う必要がないし、あるなら使えばいい。そういうところに今一度立ち戻る必要があると思います。
――モノづくり大国だった日本が、IT領域で世界に後れを取った状況に似ているように思います。
おっしゃる通り、ITや家電と同じことが起こるような空気感を僕も感じています。iPhoneが初めて登場したときには、「こんなの俺でも作れるよ」「たいした技術じゃないよ」と言う日本の技術者もいたようですが、結果として今どうなっているかというと、市場は海外製スマホに席巻されているわけです。
先ほどニーズが大事という話をしましたが、難しいのは、マーケットインしてニーズを消費者からかき集めたとしてもiPhoneみたいなものはできないことなんですよね。iPhone登場前、前例がないところに指先で画面操作する端末を見せても、意味がわからないから欲しくない、となってしまう。つまりゲームチェンジャーになるような潜在ニーズというのは、マーケティングからはなかなか出てこないんです。
日本の宇宙業界は今プロダクトアウトな状況になっているように思われますが、だからと言ってマーケットインしたところで、ゲームチェンジャーを生み出すまでには至らない。たとえば衛星データの利活用についても「被災状況を把握できる」といった現在の延長のソリューションのみならず、もっと“画期的な何か”を生み出していきたいところです。
そのためには、もっと真のニーズ、潜在的なニーズがどこにあるのか、人類がどうあるべきかという哲学的な問いも含めて考えて、そこにソリューションをもっとたくさん出していくことが必要なんだと思います。米国にはイーロン・マスクをはじめ多くのプレイヤーがいますが、そうした人たちのように新しい価値観とともに事業を生み出すことが、日本にも求められてるんじゃないかなと思います。
日本には100億円使えるエンターテインメントが必要
――日本の宇宙業界にもこういう領域が来てほしいというような願望、もしくは気になっている領域はありますか。
人工衛星の使い道が今後どうなるかというと、インターネット網やビッグデータだと思います。インターネット網はスケールメリットが大きく働くところなので日本の企業が新規参入していくのは難しいかもしれませんが、そうなると有望なのはビッグデータの利活用です。
他にも(地上の)膨大なデータがあることを考えると宇宙データはワンオブゼムになりますから、宇宙データとその他のデータをいかに突合し使いこなすかが重要になってきます。ただ、データ利活用時のUIや他データと突合する部分はまだ発展途上なので、そのあたりのUIの工夫、データの一元化を行うところは、ニーズがあるだろうなと思います。
もう1つはアートとエンタメです。最近僕が面白いなと思ったのは、前澤友作さんが目指している月周回旅行です。1000億円近くとも言われているコストをかけて8人のアーティストとともに月を周回し、映像や絵画、音楽など、さまざまなアートを作るとしています。
いま世の中はインフレ傾向が続いていて、ゴールドや不動産がだぶついているマネーの行き先になっています。そしてアートもそこに含まれると思っています。アートの値段は全体的に上がり続けているんですが、値段が上がる作品は、歴史的文脈を押さえていて、人類に新しい提案をしていて、かつ希少性があるものです。前澤さんの今やろうとしている月旅行とアートという組み合わせは、その全てを網羅しているように思われます。もしかしたら、かけたコストの元を取れる、というか元を取る気で計画しているのではないかと推測しています。
そういった視点もあり、私も宇宙を活用したアート作品をいくつかプロデュースしているのですが、ジュール・ベルヌのSF小説とウォルト・ディズニー、それとアポロ計画が密接に関係していたように、アートとエンターテイメントと宇宙はもともと一体なものでもありました。なので、僕は前澤さんのアートというのは飛び道具的なものではなく、むしろ重要な中心的概念だと思っているし、そういったところから画期的な産業を作っていくこともあるだろうなと思いますね。
そしてもう1つは今僕が進めているスペースポートです。スペースポートは宇宙と地球をつなぐ地上の拠点ですから、地上の全ての人が関わる話になります。かつて東急や阪急が何もないところに鉄道を敷いたとき、懐疑的な目で見た人も多かったようですが、その後鉄道の周辺産業、たとえば住宅や住宅ローンを開発し百貨店などの一大産業をも築いていきました。それと同じように、今度は宇宙と地球をつなぐ輸送の周辺にさまざまな経済圏が生まれるはずです。その産業をしっかり作っていくことが大事だと思っています。
現在、大分空港はSierra Spaceの着陸拠点を目指しているわけですが、あくまで例え話ですが、Sierra Spaceの往還機でフロリダから宇宙ステーションに行き、最後に大分空港に着陸するという宇宙旅行は、新婚旅行として利用するお客さんが出てくるかもしれません。仮に1人あたり50億円だとすれば2人で100億円。“航空券”に100億円かけるとしたら、それ以外のオプションでさらに100億円使って帰る可能性はありますよね。
じゃあ日本で100億円使える観光資源やエンターテイメントがあるのかというと、まだない。日本には1泊100万円を上回るホテルが少なすぎて、超富裕層がなかなか来てくれないという課題があります。100万円もしないようなホテルは不安で泊まれないらしいです(笑)。そういう超富裕層は世界にけっこう存在しているようで、彼らは日本を旅行先の選択肢から外すわけですよ。すごくもったいない話だと思いす。
スペースポートができれば、そういう人たちのニーズを取り込んでビジネスにしていけるポテンシャルがある。100億円を使うような超富裕層が宇宙産業界隈にいることをよく考えて、そこで新しいニーズは何なのか考えると、無限に思いつくのではないかな、というのが私の考えですね。
――中国ではリゾート地にロケットの打ち上げ場を作って、打ち上げ時には周辺ホテルが全部埋まるという話も聞いたことがあります。日本は安全性や打ち上げのしやすさを優先し、観光やビジネスの視点が弱い印象を受けます。
もっと頑張っていきたいですね。また、それもめちゃくちゃ大事なことではあるんですけど、IT企業が集まって盛り上がったシリコンバレーのように、宇宙業界の関係者が一定の範囲に集まっていくと、自然とそこに産業が生まれて派生ビジネスが生まれていく。こういった産業集積の視点も、外せない大事なポイントになります。
スペースポートとして成り立つ場所は地球上の限られた場所しかないのですが、東と南に海があって開かれている日本は、その意味で言うと最高の立地なんですよね。しかも産業もそれなりに集積しています。ロケットや宇宙産業は安全保障と関係が深いので輸出入が大変ですが、日本で打ち上げるなら自国で製造して自国から打ち上げることができ、しかもその周辺に産業が生まれることが期待できます。
日本はハブ空港化の戦略において、シンガポールや韓国、ドバイ等にその座を明け渡してしまいましたが、P2P(高速2地点間輸送)を含む地球と宇宙をつなぐハブ宇宙港化については、地政学上、あるいは街づくりのどの観点からしても、目指さないという選択肢はないくらい大事なことだと思います。これによって日本の復活もあり得るかもしれないというラストチャンスみたいなものだと思って、僕は取り組んでいるところです。
――片山さんは、もともと興味がないところから始まったにもかかわらず宇宙に深く関わっているユニークなキャリアを歩んでいますが、今後の活動についてはどのように考えていますか。
宇宙データ利用や、広い意味でのアート、宇宙港周辺の街づくりなど、そのあたりは自分の分野だろうなと思っています。この分野は宇宙だけを仕事にしてきた人には難しい世界だと思いますし、だからといって地上だけの人でも難しい。宇宙と地上の両方をフラットに見ている僕の得意領域だと思っていますので、しっかり注力して産業創造につなげたいと思います。
昔は国境という壁を意識しなくなったことを「グローバルな時代」と言っていましたが、その次、地球と宇宙の壁(境目)を意識せずに越えていくことを僕は「ユニバーサルな時代」と呼んでいます。国境も、地球と宇宙の境目も関係なくなるユニバーサルな時代に向けて、社会はこうあるべきだ、ということを世の中に問いながら、日本が生み出していくべき新たな事業や付加価値、ソリューションを提案していきたいですね。