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初めて民間人のみで訪問、宇宙ステーション旅行の4人が帰還

2022.04.26 14:09

CNN.co.jp

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初めて民間人だけで国際宇宙ステーション(ISS)を訪問した一行が25日、宇宙船「クルードラゴン」で地球に帰還した。予定より1週間遅れの帰還だった。

今回の宇宙旅行は米新興企業アクシオムスペースが仲介し、ロケット便の予約や訓練の実施も同社が行った。

搭乗者は4人で、米航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士でアクシオム従業員のマイケル・ロペスアレグリアさんが船長を務め、イスラエル人の実業家とカナダ人の投資家、米国人の不動産投資家の3人は代金を支払って搭乗した。

4人を乗せたクルードラゴンは時速およそ2万7000キロの速度で大気圏に突入し、外装の温度は約1900度にまで上昇。内部の乗客は熱シールドで守られ、室温はおよそ29.4度以下に保たれていた。

宇宙船がパラシュートを展開して米フロリダ州沖の大西洋に着水すると、着水地点付近で待機していた係員が回収して「ドラゴンの巣」と呼ばれる特製ボートに乗せ、最後の安全点検を済ませた後に搭乗者が下船した。

打ち上げが行われたのは今月8日。当初は10日間の予定だったが、予定が延長されて17日間になり、うち15日間はISSに滞在した。

4人はISSで科学研究を行ったり、児童や生徒たちとのビデオ会議イベントに参加するなどして過ごしていた。

参加者が支払った金額は不明。ISS旅行の代金についてアクシオムは過去に、10日間で1人当たり5500万ドル(約70億円)と説明していたが、今回の旅行代金については昨年の記者会見で「数千万ドル」と述べるにとどめていた。

今回の宇宙旅行はアクシオムとスペースX、NASAの緊密な連携を通じて実現した。

(この記事はCNN.co.jpからの転載です)

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