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宇宙体験語り、若者を激励

2022.02.28 11:03

朝日新聞

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 【大分】宇宙飛行士の大西卓哉さん(46)が26日、別府市内であったイベントに向けてオンラインで講演し、6年前に国際宇宙ステーション(ISS)に約4カ月間滞在した経験を語った。今後、月や火星に挑む動きが高まるとして、若者たちに「宇宙飛行士を目指して」と呼びかけた。

 大西さんは、ISSが地球から約400キロ離れた宇宙を秒速約8キロで周回しており、「約5秒でフルマラソンを完走するような速度」と紹介。ISS内部は無重力で、筋肉が弱まるのを防ぐため、毎日約2時間の運動を欠かさなかったと話した。地球に帰還した直後、報道陣から感想を求められたが舌がよく回らず、後になって「無重力に慣れ、舌の重さを忘れていたためだ」と気づいたというエピソードも披露した。

 会場から11歳の男子が「宇宙人はいますか」と質問すると、大西さんは「地球人だけが特別とは思えないから、宇宙のどこかにいると思う」と答えていた。(村上伸一)

大西卓哉さんのオンライン講演が終わると、質問を求める挙手が相次いだ
大西卓哉さんのオンライン講演が終わると、質問を求める挙手が相次いだ=2022年2月26日午前11時26分、大分県別府市山の手町、村上伸一撮影

(この記事は朝日新聞デジタルに2022年2月27日9時30分に掲載された記事の転載です)


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