ニュース

月へ火星へ 宇宙開発紹介 県立美術館で展示会

2022.02.19 08:00

朝日新聞

facebook twitter line

 人類初の月着陸から半世紀余が過ぎ、再び月や、さらに遠い火星へ向かおうとする宇宙開発を紹介する「人類の宇宙への挑戦」展が、大分市寿町の大分県立美術館で開かれている。無料、3月13日まで。

 米国と旧ソ連(ロシア)の冷戦状態が続く中、1969年に米のアポロ11号が有人の月面着陸に成功。72年末までに計6機が月面探査に成功し、大量の月の石を採取した。3月1日からはアポロ15号が持ち帰った実物の石が展示される。

 先を越された旧ソ連は70年から76年にかけて無人探査機ルナを月に着陸させ、砂を持ち帰った。その実物も展示されている。

 その後、宇宙開発は対立から協調へと移る。展示は米ロや日本を含む15カ国が参加する国際宇宙ステーションの活動などを紹介。現役の宇宙服のレプリカもある。

 1911年にエジプトの町ナクラ付近に落下した火星起源の隕石(いんせき)も展示。未来の月面活動や火星での探査活動の展望、大分空港が取り組む宇宙港の世界的な動向にも触れている。(村上伸一)

米国が今後の月着陸で使用するため試作した月面電気自動車のレプリカ(縮小版)と宇宙服=大分市寿町の大分県立美術館
米国が今後の月着陸で使用するため試作した月面電気自動車のレプリカ(縮小版)と宇宙服=大分市寿町の大分県立美術館

(この記事は朝日新聞デジタルに2022年2月18日9時30分に掲載された記事の転載です)

Related Articles