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スペースX、有人宇宙飛行「Ax-4」打ち上げに成功–インド人飛行士らのISS搭乗は初

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　米Space Exploration Technologies（SpaceX、スペースX）は米国時間6月25日、民間有人宇宙飛行ミッション（Private Astronaut Mission：PAM）の「Axiom Mission 4（Ax-4）」の打ち上げに成功した。

　Ax-4は、SpaceXのロケット「Falcon 9」（ファルコン9）と宇宙船「Crew Dragon」（クルードラゴン）を使用した、米Axiom Space（アクシオム・スペース）によるPAMの第4弾ミッション。PAMは民間人が国際宇宙ステーション（ISS）を利用する機会を拡大することが目的で、米航空宇宙局（NASA）が管理している。

　今回のAx-4には、元NASA宇宙飛行士を含む4人のクルーが搭乗。インド、ポーランド、ハンガリーの宇宙飛行士3人が搭乗しているが、ISSへの搭乗は今回が初めて。3カ国それぞれ40年以上ぶりに有人宇宙飛行に復帰したことになる。

　米東部夏時間6月25日午前2時31分（日本時間6月25日午後3時31分）にケネディ宇宙センターから打ち上げられたFalcon 9は、Crew Dragonの予定軌道への投入に成功。ロケット第1段（ブースター）は大気圏に再突入し、地上に着陸した。これは同ブースターにとって2回目の飛行だった。

　Crew Dragonは米東部夏時間6月26日午前7時頃（日本時間6月26日午後8時頃）にISSにドッキングする予定。Ax-4のクルーは、第73次長期滞在クルーの7人とともに約14日間を過ごす。クルーは60の科学実験を実施した後、7月第2週頃に地球に帰還する予定だ。

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