ニュース

「H-IIA」ロケット50号機、6月29日に打ち上げ–今回で運用終了

2025.06.24 14:40

UchuBizスタッフ

facebook X(旧Twitter) line

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工は温室効果ガス・水循環観測技術衛星「GOSAT-GW」の打ち上げを6月29日に再設定した。6月24日に発表した。

 打ち上げ時間は6月29日午前1時33分3秒~1時52分。種子島宇宙センターの大型ロケット発射場から打ち上げる。予備期間は6月30日~7月31日。

 GOSAT-GW(Global Observing SATellite for Greenhouse gases and Water cycle)は高性能マイクロ波放射計3(Advanced Microwave Scanning Radiometer 3:AMSR3)と温室効果ガス観測センサ3型(Total Anthropogenic and Natural emissions mapping SpectrOmeter-3:TANSO-3)を搭載している。

 GOSAT-GWを軌道に投入するのは「H-IIA」ロケット50号機。試験機1号機が2001年に打ち上げられたH-IIAは、今回の50号機で運用が終了する。最終号機を記念して特設サイトが開設されている

 当初の打ち上げは6月24日に予定していたが、第2段機体の電気系統に確認が必要な事象を認められたため、延期していた。

寄せられた応援メッセージを印字したデカールを段間部に貼り付けた(出典:JAXA)
寄せられた応援メッセージを印字したデカールを段間部に貼り付けた(出典:JAXA)

関連情報
JAXAプレスリリース
三菱重工プレスリリース
H-IIAロケット50号機特設サイト
H-IIAロケット(JAXA宇宙輸送技術部門)

Related Articles