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アクセルスペース、次世代衛星「GRUS-3」の性能検証モデルを打ち上げ成功–電波も受信
2025.06.24 14:34
アクセルスペース(東京都中央区)は6月24日、次世代の地球観測衛星「GRUS-3」(グルーススリー)の性能検証を目的とした小型衛星「GRUS-3α」(グルーススリーアルファ)を打ち上げ、軌道投入された衛星からの電波受信にも成功したことを発表した。

GRUS-3αは日本時間6月24日午前6時25分に、米国カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地からSpaceXのFalcon 9ロケットによって打ち上げられた。その後、予定していた軌道に投入され、同日午前10時53分に、軌道上の衛星から地上への最初の電波を受信したという。今後、衛星のバスシステムやミッション機器の性能の検証や評価を実施する予定。

同社は、GRUS-3を2026年に7機打ち上げることを2025年4月に発表していた。すでに運用している5機の「GRUS-1」とあわせて10機以上の体制を構築することで、撮影頻度を従来の2〜3日に1回から、1日1回まで高めたい考えだ。

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