フォトレポート

[フォトレポート]大坂・関西万博で見つけた宇宙展示まとめ–リアル隕石を触って、叩いて、火星基地ミッションも体験

2025.06.17

野々下裕子藤井 涼(編集部)


2025年4〜10月まで開催中の「EXPO 2025 大阪・関西万博」では、数多くのパビリオンで「宇宙」をテーマにした展示やイベントが楽しめる。ここではそれぞれの見どころをフォトレポートで紹介する。

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2025.06.17

野々下裕子藤井 涼(編集部)


日本館では、火星由来としては最大級の「火星の石」が展示されている。日本の南極観測隊が昭和基地近くで採取したもの。

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実際に隕石に触れるコーナーもあった。

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2025.06.17

野々下裕子藤井 涼(編集部)


日本館の小惑星探査機「はやぶさ」に関する展示コーナー。使用された大気圏突入カプセルのモデルや、はやぶさが世界で初めて持ち帰った小惑星イトカワの微粒子、リュウグウの砂の実物が展示されている。

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フューチャーライフヴィレッジ内にある常設展示では、世界中から集められた約50種類の隕石が展示されている。こちらは月の隕石。

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その隣には火星の隕石がある。

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隕石は見るだけでなく、叩いて音を聞いてみたり、触ってみたりできる。

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2025.06.17

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常設展示と併設されているJAXA Experience Theater「The Moon」では月探査をテーマにした4つの映像コンテンツが公開されている。

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シアターの中には、映像に登場した有人与圧ローバーやLUPEXなどのモデルが展示されている。

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2025.06.17

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アメリカ館には宇宙テーマのエリアもあり、3D月面プリンターなど最新の宇宙技術が紹介されている。

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2025.06.17

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NASAが開発する「スペースローンチシステム(SLS)」ロケットの模型。

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2025.06.17

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直径6.5メートルという宇宙望遠鏡としては最大の鏡を持つ「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」。

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2025.06.17

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さまざまな宇宙展示の後には、大迫力の映像や音楽でNASAの月面ロケットの打ち上げと探査を疑似体験できる。

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1970年開催の大阪万博ではアポロ12号が持ち帰った「月の石」が話題になったが、今回はアポロ17号が持ち帰った「月の石」が見られる。

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中国館では月から持ち帰った砂を展示している。

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2020年に「嫦娥5号」が月の表側で採取した土壌。

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2024年に「 嫦娥6号」が世界で初めて採取した月の裏側の土壌。

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中国独自の宇宙ステーション「天宮」に滞在する宇宙飛行士の様子を撮影したビデオ映像も放映していた。

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スイス館では、宇宙探査用ロボットや長周期彗星探査のために開発された質量分析機が展示され、再現された彗星の香りを実際に嗅ぐことができた(現在、展示は終了)。

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アラブ首長国連邦(UAE)館の一角にある、ロケット型の宇宙エリア。

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2025.06.17

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「宇宙飛行士の旅」と題したコンテンツを通じて、UAEが取り組む宇宙開発について知ることができる。

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2025.06.17

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次回の万博開催地であるサウジアラビア王国は宇宙開発にも力を入れており、体験型アトラクション「ミッションコントロール:マーズ」を期間限定で公開していた。参加者はチームを組み、火星有人植民地での様々なミッションに挑む。

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サウジアラビア王国の宇宙飛行士などについて紹介するエリアも設けられていた。

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ポーランド館では、ポーランド生まれの天文学者コペルニクスをテーマにしたイベントを開催。天文観測ツールをペーパークラフトで手作りするコーナーなどもあった。

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2025.06.17

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イタリア館は展示内容が定期的に入れ替えられ、宇宙服などが展示されていた。

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2025.06.17

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イタリア館では「COSMO-SkyMed」や「Sentinel-1A」などの人工衛星模型も展示されていた。

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2025.06.17

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インド館では、月面着陸に成功した探査機「チャンドラヤーン3号」の模型が展示されていた。

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2025.06.17

野々下裕子藤井 涼(編集部)


大阪ヘルスケアパビリオンでは、ミライノヘルスケアとして2050年に実現する「宇宙シャワー」を展示。微小重力空間で汚れを落とす技術として紹介していた。


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