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博報堂、宇宙ロボット開発のスペースエントリーに3000万円出資
2024.12.10 15:30
博報堂は12月10日、宇宙ロボットを開発するスペースエントリー(茨城県つくば市)に出資したことを発表した。
スペースエントリーについて博報堂は、宇宙分野での幅広い経験とネットワークを持ち、自社で宇宙ロボットを開発するほか、一般企業の製品やサービスを宇宙環境で適合させる技術支援をしていると説明する。
スペースエントリーは10月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の自動実験システム(GEMPAK)業務の一部の受託が決定しているという。
今回の出資で、博報堂のクリエイティビティとスペースエントリーの技術力を組み合わせて宇宙ビジネスに関心のあるクライアント企業により専門性のある提案を実施するとしている。
博報堂は、JAXAが協力する、宇宙から日本を元気にする「ひらけ宇宙プロジェクト」を2012年に発足。これまでにJAXAの宇宙飛行士候補者の募集キャンペーンを支援、国内外の宇宙関連団体と企業をつなぎ、ISSやロケットなどを活用したコミュニケーション企画や商品開発を実施してきたと説明。現在もJAXAや国内外の宇宙開発関連企業、大学などの協力を得ながらさまざまな活動を進めているという。
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博報堂プレスリリース