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SpaceX、「Starlink」衛星52機を軌道投入–ロケット第1段は海上船に着陸

2022.08.10 17:39

塚本直樹

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 米Space Exploration Technologies(SpaceX)は米国時間8月9日、「Falcon 9」ロケットで衛星ブロードバンド「Starlink」を打ち上げた。ミッションは成功し、52機の衛星は予定軌道へと投入された。

 Starlinkは地球低軌道に多数の人工衛星を打ち上げ、高速かつ低遅延の衛星インターネットサービスを提供する計画。3000機以上の衛星が打ち上げられており、インターネットサービスも展開中。1万2000機のStarlinkを打ち上げる許可を得ており、くわえて5万機もの打ち上げを申請している。

 フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたFalcon 9は、打ち上げから約15分後にStarlinkの衛星を展開した。今回の打ち上げは、2022年に入って21回目となった。

 Falcon 9の海上船への着陸も実施された。ロケット第1段は大西洋に停泊していたドローン船「A Shortfall of Gravitas」へと、垂直に着陸した。このロケット第1段は、すでに2回の飛行を経験した「再使用品」だ。

ドローン船に垂直に着陸するロケット第1弾(出典:SpaceX Twitter公式アカウント)
ドローン船に垂直に着陸するロケット第1弾(出典:SpaceX Twitter公式アカウント)

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