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ソフトバンク、「スターリンク」のレンタルサービス開始—建設業界向け
ソフトバンクは5月22日、低軌道衛星ブロードバンド「Starlink Business」(スターリンク・ビジネス)の機材レンタルサービスを開始した。建設機械レンタル大手のアクティオと協業し、建設業界の試験導入や短期かつスポット利用のニーズに応える。
Starlinkの導入にあたっては、アンテナなどの機材の購入が必要になる。そこでソフトバンクは、より手軽にStarlinkを導入できるように、Starlink Businessのアンテナ機材をレンタルで提供する。
具体的には、アクティオがアンテナなどの機材をレンタル契約で提供し、ソフトバンクが通信回線を提供する。機材の設置や保守支援を希望するユーザーには、ソフトバンクの子会社であるSBエンジニアリングがサポートする。
建設現場では正確な情報伝達が重要となるが、通信が届かない山間部や島嶼部ではStarlink回線が威力を発揮する。また、IoTやAIを活用した建設現場のDXにおいてもStarlinkの存在感が高まっている。
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