ワープスペース、独フランクフルトに子会社設立--日米欧の3拠点体制に

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ワープスペース、独フランクフルトに子会社設立–日米欧の3拠点体制に

2024.01.23 11:42

佐藤信彦

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 小型人工衛星による衛星間光通信サービスの商用提供を目指しているワープスペース(茨城県つくば市)は、ドイツのフランクフルトに子会社「Warpspace Europe(ワープスペース・ヨーロッパ)」を設立した。日本と米国(ワシントンDC)、欧州の3拠点体制となる。

 ワープスペースは、筑波大学発のスタートアップ。地球を周回する人工衛星と地上局との通信のほか、月と地球間の通信を、光通信に対応する人工衛星で中継する計画だ。

 Warpspace Europeは、開発拠点としての機能を担うほか、欧州各国の政府や企業との連携を探る拠点としても運営する。フランクフルトと隣接するダルムシュタットには、各種宇宙機関や宇宙関連企業が拠点を置いていることから、グローバルな宇宙ビジネスの円滑な展開に有利としている。

 ワープスペースは、欧州のパートナー企業と人工衛星バスの製造などを進めている。欧州に技術チームを持つことで、連携が円滑化すると見込む。

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ワープスペースプレスリリース

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