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NTT Com、法人向け衛星ブロードバンド「Starlink Business」の販売を開始
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、衛星ブロードバンドインターネットサービス「Starlink Business」の販売を12月21日から開始した。Starlink BusinessはNTTドコモがStarlink認定再販事業者として提供している。
企業や自治体は、Starlink Businessを災害時のバックアップ回線に活用することで事業継続性を高められると説明。山間部などでは、建設現場の遠隔監視システムや農業をはじめとする一次産業向けのIoTシステムとして導入可能。Starlink Businessの提供エリア内(基準となる海岸線から12海里=約22km以内)であれば、海上での高速データ通信も利用できる。
優先データ量内であれば、Starlink Japanが提供する個人向けプラン(レジデンシャル)契約者より通信速度が優先され、快適に利用できるという。優先データ量を使い切った場合は、プランに応じて期待される通信速度が低下または制限される。
優先データ量超過後の通信速度の低下や制限は、固定利用と移設可能のプランで上りが5~10Mbps、下りが25~100Mbpsになる可能性があると説明。海上プランでは通信できなくなる。
NTTドコモとNTT Comは、Starlink Businessを2023年内をめどに提供開始すると発表していた。
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NTT Comプレスリリース