ニュース
千葉県の現代産業科学館、大平貴之氏制作のプラネタリウム番組を上映–本人解説も
2023.07.28 08:00
千葉県立現代産業科学館(千葉県市川市)は、千葉県の県政150周年を記念し、世界的な“プラネタリウム・クリエーター”として知られる大平貴之氏制作の新作プラネタリウム番組「千葉の星めぐり-150年の歩みとこれから-」を上映する。
大平氏は、小学生のころからプラネタリウムの自作に取り組んできた人物。高性能な投影機をいくつも開発し、現在は日本や世界各地のプラネタリウム設置に携わっている。今回の新番組投影にも、大平氏が開発した投影システム「MEGASTAR-FUSION(メガスター-フュージョン)」を使う。
新作は、千葉県内で見られる過去から現在の星空がテーマ。ローカル鉄道の線路沿い、養老渓谷の空間、東京湾岸の工場群など、実際に撮影した県内10カ所以上の風景と星空を組み合わせて見せる。
期間は8月4~23日、各日3回(午前9時45分~10時15分、午後1時15分~1時45分、午後3時45分~4時15分)上映する。8月13日と14日にはそれぞれ2回(午後1時15分~1時45分、午後3時45分~4時15分)、大平氏による解説会を開催する予定。
観覧には予約が必要。7月30日からウェブサイトで申し込める。料金は一般が500円、高校生と大学生が250円。
会場では、大平氏が学生時代に製作した投影機なども「MEGASTARへの道」として展示し、MEGASTAR-FUSION開発に至る軌跡を紹介する。
関連リンク
千葉県プレスリリース