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宇宙飛行士「今後は5年程度おきに募集したい」–JAXA山川理事長

2023.02.28 15:54

小口貴宏(編集部)

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 航空宇宙開発機構(JAXA)で理事長を務める山川宏氏は2月28日、宇宙飛行士の選抜について「今後は5年程度おきに募集していきたい」と述べた。

 JAXAは同日、宇宙飛行士候補として諏訪理さんと米田あゆさんの2名を選出したと発表した。日本人の新たな宇宙飛行士候補が選出されるのは、2009年9月の金井宣茂さん以来、約14年ぶりとなる。

 山川氏は14年という期間について「間隔が空きすぎている」とし「宇宙飛行士の役割は拡大している。私が重要だと思っているのは、仲間としてうまくやっていくのはもちろん、いろいろな状況に柔軟に対応できる人材が求められる」と述べた。

 今回の選抜では経歴や学歴を不問とした結果、合計4127人が応募した。これについて山川氏は「門戸を広げていくことで、人材の多様性を拡げるだけでなく、今後の(選抜にも)つなげていきたい思いがある」とした。

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